このゆびとまれのネタバレ！感想も！無料で試し読みしてみる？

今回は「大澄剛」先生の『このゆびとまれ』というマンガを読んだので、ご紹介したいと思います。

※記事中にはネタバレを含みますので、お先に立ち読みをお勧めします！
ココなら無料で見れますよ。

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『このゆびとまれ』を読んでみる

このゆびとまれのあらすじ

宇宙一の女優を目指す藤江恵那ちゃんは、テレビやCMの出演などで大忙しです。

でも笑顔は絶やさず、明るく振る舞う恵那ちゃん。

とはいったものの、普段の恵那ちゃんは子ども扱いされるのが大っ嫌いで、いつも大人たちを恵那’s eyeではかり、笑顔の裏で巧みに世渡りする女の子です。

マネージャーの田代を振り回すのはいつもの光景で、出演者たちの出方を見つつ、自分の株をあげてやろうと努力しました。

時には空回りすることもあるけれど、持ち前の演技力と忍耐力で、芸能界の荒波を乗り越えて行きます。

さて、恵那ちゃんはどう立ち向かっていくのでしょうか。

芸能界を舞台にした痛快コメディーここに推参です！

【このゆびとまれ】

このゆびとまれのネタバレ

物語はドラマ撮影の途中から始まります。

ドラマの撮影後、監督やスタッフから喝さいを浴びる笑顔が素敵な少女。

「恵那ちゃんおめでとう！またＣＭが一つ決まったよ！」

「わーほんとですか！？うれしい！がんばります！」

人前では可愛く振舞う恵那ちゃんですが、田代と楽屋で二人きりになった途端に形相を豹変させます。

「田代ぉ！水っ！！」

「は…はいっ！」

「ほんっと使えねーな　言われる前に考えて動けっつーの！」

おろおろしながらも、田代は恵那ちゃんに注意をします。

「わかってるとは思いますが、人前でそういう態度は・・・」

「私がそんなヘマするわけないじゃーん　皆さんの大好きな理想の子供を見事に演じてあげますよっ！」

こんな感じで、大人の威厳に一切動じない小学一年生の少女・藤江恵那ちゃんです。

そして、田代に宣言します。

「あったり前じゃーん！私は全宇宙で一番のトップ女優になるんだから！」

数日後、マネージャーの田代がCMの仕事を取ってきたものの、それはなんとイモ虫役でした。

恵那ちゃんは憤慨しつつも、せっかくの仕事を丁寧にこなそうとします。

でも、周りは彼女を子ども扱いしてきました。

「子どもは大人のおもちゃじゃねぇぞ！くそっ」

そんな恵那ちゃんに田代はスプレーを突如突き出します。

「殺虫剤かっ！」

見事なツッコミがきらめく彼女に、田代がフォローをしてきます。

「殺虫剤かなんて役に入り込んできてる証拠ですね！」

さすがの恵那ちゃんも、まんざらでもなく真っ赤になっていました。

【このゆびとまれ】

子役の世界は大変で、大人たちは自分勝手に奔放な振る舞いをしてきます。

豊胸疑惑のタレントや、大御所の役者たち、そんな彼らを尻目に恵那ちゃんは、的確なツッコミと子どもならではの武器で応戦します。

そんな役者たちの中でも一癖も二癖もある松田洋二が、さっきのくしゃみはわざとだと、ぼそっと言ってきました。

裏の顔ができてないかと心配になる恵那ちゃん。

他にも売れ始めの芸人クヌギちゃんは、舞台袖で緊張しまくりです。

そんなクヌギちゃんが司会者の振りをスルーしちゃって、変なところでギャグをやったがために失笑を買いました。

この失笑をチャンスにと企む恵那ちゃんは、笑った演技でその場の空気を動かします。

それを知らぬクヌギちゃんは、自分のギャグが子どもにしか通用しないと落ち込んでしまいました。

子どもと言われた恵那ちゃんは、ちょっと機嫌を悪くするも、司会者からこんな程度の悪いギャグに笑うの？と聞かれます。

その質問にすかさず切り返す恵那ちゃん。

「さっぱりバリーッスです」

これが火つけとなって、クヌギちゃんのギャグはブームとなりました。

【このゆびとまれ】

別の日、恵那ちゃんは子役同士の撮影会に参加します。

そこには美蘭ちゃんという、恵那ちゃんを妬んでいる女の子がいました。

彼女は自分の方が可愛いと思い込んでいます。

「うん！美蘭ちゃん　すごいカワイイ！美蘭ちゃんて　ほんとにピンクにあうねっ」

大人の対応をする恵那ちゃんですが、美蘭ちゃんはライバルだから話しかけないでと、突っかかってきました。

彼女は恵那ちゃんの売れ方が、気になって仕方ありません。

しかし、恵那ちゃんは凍りつくかと思いきや、どこ吹く風とやんわり流します。

何を言われても余裕の笑顔を見せる恵那ちゃん。

撮影終了後、もうその後のスケジュールがない美蘭を置き去りにします。

「またねっ」

不敵な笑顔をみせながら、恵那ちゃんは撮影現場を出ていきました。

「他人のやっかみってきんもちーっ」

他人のやっかみも、自分のエネルギーとする恵那ちゃんの姿に田代もたじたじです。

こうして恵那ちゃんは、芸能界のスターへの道を一歩ずつ進んでいくのでした。

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このゆびとまれを読んだ感想

主人公の恵那ちゃんとマネージャーの田代のやり取りは、一見して生意気なお子様相手に苦労してるなぁって思ってしまいますが、そこはそこ、仕事になると恵那ちゃんは断りません！

きっちり仕事を仕上げるあたりに、並々ならない努力と、宇宙一の女優を目指すという目標が重なって、健気で頑張り屋な側面も見えて来ます。

見所としては、役者やタレントたちとの絡みですね。

恵那ちゃんは、ここぞとばかりに相手を持ち上げたり、ズバッと切り込んだり、それこそ大人相手でも怯まない態度を見せます。

それも笑顔をきっちりキープして。

癖のある役者たちがたじたじになる姿は、見ててスカッとしますね。

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こんな人に読んでほしい

・ジャニーズ系からジュニドル系に詳しい人

・テレビ好きな人

・芸能界関係に興味がある人

・ドラマ、バラエティ番組、歌番組を、毎週欠かさず観ている人

・ソフトＳＭが好きな人

痛快なトークでバッサリストレスを発散したい方は見ものです。

見事に恵那ちゃんが笑顔をふりまきながら、世の中の大人たちをやっつけます。

口は悪いですけれど、大人たちにはない子どもならではの切り口が笑いを誘いますね。

きっと読み終わった後は、スッキリした顔になりますよ。

『このゆびとまれ』は現在まんが王国で無料の試し読みが出来ます。

そちらで読み足りない人は、こちらの方法も試してみてくださいね。↓↓↓